食事・睡眠・運動。
健康と美容の維持には欠かせない3要素ですが、すべてをバランスよく行えている女性が果たしてどれほどいるのでしょうか。
特に運動に関しては、現代では特別に意識をしないと日常生活では実践できませんね。
なにしろ自動車・電車などの交通機関は発達していますし、デスクワークで一日中座って仕事をする方も多いですから、運動不足の方も多いでしょう。
同じ体勢を長時間続けてかつ、運動不足となると血行不良が起こり、体の各所で不具合がでます。
腰痛・肩こり・頭痛などが代表的な症状です。
女性に多い冷えやむくみ、それから便秘に関しても元をただせば血行不良が原因です。
むくみがひどくなると、セルライトの発生につながりますし、その他の症状から出る不快感で睡眠不足や鬱などの深刻な症状すら引き起こしかねません。
それに引っ張られるように肌荒れやくすみ、クマなども表れますから「運動不足は仕方がない」では片づけられないのです。
健やかな体と美しい肌は女性にとって基本の「き」ですから、何とかして運動習慣を日々の生活に取り入れたいところです。

スポーツクラブ

さて、日常生活に運動を取り入れると聞いて真っ先に思いつくのが、スポーツクラブ通いです。
しかし、プログラムや着替え、お風呂などの時間を考えると結構まとまった時間を割かなくてはいけません。
いきなり入会して「やっぱり続けられません…」ではお金がもったいありませんし、なにより劣等感を抱えてストレスを増やしたり、挫折感となってより一層運動から遠ざかるのが一番心配です。
軽めの運動から始めて運動のバリエーションを増やしたい、ちょっと負担が大きいから別の方法を探したい、プロの意見を聞きたい、となったときに入会するのがよいでしょう。

ウォーキング

誰でもできる軽めの運動代表・ウォーキングです。
ただ歩くだけと言えばそれまでなのですが、のんべんだらりと歩くのでは効果が薄いので、腕を大きめに振って速足で歩くと高い運動効果が得られます。
通勤通学の時に行うのも、ウォーキングに特別な時間を割くわけではないので上手な時間の使い方でしょう。
ポイントはハイヒールやパンプスでウォーキングをせず、スニーカーやウォーキングシューズを履くことです。
ヒール靴で行うと足の裏では指の付け根ばかりに、そして膝にも大きな負担が掛かります。
膝を痛めたりウオノメや胼胝、外反母趾の原因になるので絶対にやめましょう。
会社勤めの方は少々面倒ですが靴を持ち歩くか、会社にヒールの靴を置いておくことをお勧めします。
理想を言えば15~20分程度を週2回から取り入れていきたいところですが、無理は禁物です。
運動不足の人であればあるほど、最初の効果に驚くはずですよ。
普段以上に疲れるはずですから、その分ぐっすりと眠れ、結果として疲労回復に良い影響を与えます。
ですから胃腸の動きや肌にも作用して、状態の改善が見込めます。

ジョギング

ウォーキングと同じく、金銭的負担も少なく取り組みやすい運動です。
その一方でウォーキングよりも運動負荷が高く、比較的効果を実感しやすいでしょう。
脇腹が痛くなるのは負担をかけすぎていますから、まずはそうならない程度に10分走れるペースを掴みましょう。
走るのが辛くなったら歩いて構いませんから、15分程度は続けたいところです。
週1回15分走れればかなり良いペースですが、5分程度でも体には良い影響があります。
週1回程度ならどんなに忙しい人でも休日に取り入れることも可能なのではないでしょうか。
しかし、体重が重すぎる人、膝や腰を痛めている人、心臓や呼吸器に疾患を抱えている人には負担が掛かりすぎるので、取り組むときは慎重になるべきです。

水中ウォーキング/水泳

ジョギングが難しいとなると、スポーツクラブや体育館通いが必須にはなりますが、水中運動がお薦めです。
水中では水圧が全身に掛かるので、それだけでマッサージ効果があり、血行が促進されます。
水中ウォーキングなら体重が重たくても、膝や腰が悪くても浮力があるので、負担が軽く体を痛める心配もありません。
水泳は喘息などの呼吸器疾患があっても取り組める上に、全身運動でもあるので、泳ぐ技術をすでに持っているならば非常にお薦めです。
顔を水につけるのが怖いレベルだと、そこから蹴伸びを身に着けて泳法を覚えるまでに時間がかかるので、素直にウォーキングをした方が効果は高いでしょう。

筋トレ

ウォーキング・ジョギング・水中運動と有酸素運動ばかりを取り上げてみましたが、筋トレも馬鹿にはできません。
腹筋やスクワットは家でもすぐに取り組むことができ、腹筋やお尻や太ももなどの比較的大きな筋肉を鍛えることが出来ます。
筋トレ自体ではほとんどカロリーを消費しませんが、筋肉が発達することで体が引き締まり、さらには基礎代謝が上ってカロリーがエネルギーに変換されやすくなります。
つまり、痩せやすく太りにくい体になるのです。
運動習慣がついてきたら、ぜひ取り入れてください。
有酸素運動の前に実施すると相乗効果で、より成果が出やすくなります。